<アーティゾン美術館で開催中の「パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂展」へ> 落合惠子
パリへ行った時、シャガールの天井画を見たくて、オペラ座内部の見学を申し込んだことがあります。あまりの豪華さに圧倒され続けたという、その時の思い出を引っ張り出しながら、会場をまわりました。
建築、絵画、彫刻、音楽、舞踊、衣装…どれをとっても一流のオペラ座。その芸術と歴史が、フランス国立図書館などからの豊富な資料によって示されていました。また、絵画作品などによって、同時代の芸術家たちとの「響き合う」関係も、よくわかります。
一部の作品に限りますが、写真を撮らせてもらえるのもアーティゾン美術館の楽しさ。広い空間でゆったりとしているせいなのか、小声での会話も自由に(他の人への迷惑にならないように気をつけつつ)楽しみました。
この日誘った友人は、クラッシック好きでもあるので、古い譜面を熱心に見ていました。
彼女がお誕生日のため、プレゼントしたアート空間でしたが、予約した1階のレストランの演出とお味にも大満足でした。